労働環境の改善

マースの五原則を全ての基盤にしている家族経営の企業として、世界経済(特にマースのようなグローバル企業)は、仕事により人々の力を高めることができるように、さらなる取り組みを行っていく必要があります。

だからこそ、Sustainable in a Generation Plan(次世代に向けた持続可能な環境整備プログラム)の要は、バリューチェーン全体の100万人の人々の生活を改善するという、マースが掲げる「人々の繁栄」という野心なのです。それを実現するため、マースはNGOから政府に至るまで、数々のパートナーとのネットワークを築き、収入の増加、人権の尊重、女性の社会進出の促進という、有意義な変化を推進できると考える3つの分野に焦点を当てています。

Large-ThrivingPeople_Section2_CocoaHarvestCoteD'Ivoire_2f.jpg

100万人の人々の生活を改善

収入増加

世界のサプライチェーンで食糧を生産する人の中には、小規模農家で働く人々が多数いますが、その多くが貧しい暮らしを強いられています。マースが安全で持続可能なカカオ、ミント、コメなどの原材料を使用するには、小規模農家の収入を増やす最善の方法に着目しなければならないでしょう。

広範にわたるマースのサプライチェーンの中で働くすべての人が、豊かな暮らしを持続することができるだけの十分な収入を得るべきだとマースは考えています。

まずは、直接的な影響を与える活動に投資することから始め、コートジボワールからカンボジアに広がるカカオ、ミント、コメのサプライチェーンから着手しました。マースは、農家収入増加の促進を促す新しいアプローチを見つけるために、有効な手段や難題を打ち破る手段を特定し、セクター間の対話を実現する原動力の機能を持つ共同計画/行動の場(think-do tank)として、The Farmer Income Labを立ち上げました。

マースがダノン社などと2015年に共同設立した小規模農家向け向けライブリウッド基金の取り組みとして、20万以上の農家に向けた持続可能な農業プロジェクトの開発に1億2,000万ユーロ以上を投資しています。この基金の目標は、小規模農家で働く人々の収入を改善し、また、食糧の安全保障に取り組むと共に生態系を回復させることです。

公平さ、尊厳、そして尊敬の念

人権の尊重

人権の尊重は、持続可能な事業を成功させる上で欠かせない基盤となるものです。ですが、人権における課題はグローバル経済全体に広がっており、グローバルサプライチェーンの末端では特に複雑なものであることがあります。

マースは、これまでに達成されたことに満足せず、新たなアプローチを模索することが非常に重要だと考えます。マースの目標は、シカゴの工場で働く従業員からコートジボアールの農家で働く人々に至るまで、マースの事業に関わるすべての人が、公平に、威厳と尊敬の念をもって扱われるようになることです。

Unlocking Opps for Women - Hero Image_0

男女平等

女性の社会進出を促進

サプライチェーンからリーダーシップに至るまで、女性はマースの事業において大きな役割を担っています。世界の労働時間における3分の2を女性が占め、食品の半数が女性によって生産される一方で、女性が得る収入は世界の総収入のわずか10パーセントに過ぎず、女性が所有する資産は世界全体の資産の1%にも満たないのです。

マースの次世代に向けた持続可能な環境整備プログラム(Sustainable in a Generation Plan)の一環として、職場、市場、サプライチェーンで働くすべての女性のために社会進出の機会を切り開くことに注力しています。

Thriving People - Policies and Practices

一歩前へ

正しい軌道を進み続けるためのポリシーと取り組み

マースのグローバルポリシーは、人々の繁栄を支えるマースの取り組みを導いています。