ライオンズシェア基金(The Lion’s Share Fund)が、世界中の動物福祉に取り組むためヒューメイン・ソサイエティー・インターナショナル(Humane Society International)とパートナー提携

ケニア共和国ナイロビ(2019年3月14日)–世界中で野生生物保護および動物愛護支援のために必要な資金を集めているライオンズシェア基金(The Lion’s Share Fund)が、グローバルな動物愛護に取り組むことを目的としたプロジェクトを実現するヒューメイン・ソサイエティー・インターナショナル(Humane Society International/HSI)とのパートナーシップを発表しました。 

ライオンズシェアは、創設者であるFINCHと創設パートナーであるマース インコーポレイテッド、ClemengerBBDO、ニールセン、国連開発計画(UNDP)が協力して事業を結集した野心的なイニシアチブであり、動物を扱う各広告の広告費の0.5%を基金に寄付してもらうことで、野生動物保護と動物保護のため、今後3年間で年間1億ドル以上の資金を調達することを目指しています。 

ライオンズシェア基金の10%は世界中の動物福祉プロジェクトに出資されます。HSIが世界規模の動物福祉プログラムを実施することで、動物に対する思いやりを、自然への配慮につなげます。このプログラムには、野良犬の多い地域が抱える、路上動物の問題に対処するコミュニティの取り組みや、質の高い不妊・去勢手術を大量に必要とする地域での高度な獣医訓練が含まれており、主に世界で野良動物の個体数を減らすことを目標としています。また、プログラムでは野生生物の個体数を脅かす疾病の伝播など、野生動物と家畜との関連性に対処するためのアクションも支援します。 

ヒューメイン・ソサイエティー・インターナショナルのキティ・ブロック社長は次のように述べています。「ヒューメイン・ソサイエティー・インターナショナルは、世界中で困っている動物を救うためのライオンズシェアによる取り組みの一端を担うことを誇りに思います。動物福祉イニシアチブを通じて、モーリシャス、ボリビア、フィリピン、ブータンなどの国々で、ペットの不妊・去勢処置キャンペーン、予防接種の推進、養子縁組啓発プログラムを支援することで、飼い主のいないペットを減らすことを目指しています。」

ライオンズシェア支援予定のHSIの主力プログラムの1つとして、政府職員や獣医師が狂犬病を減らし、不妊・去勢処置によって各都市の犬や猫の個体数を人道的に管理できるよう、ボリビアでのトレーニングプログラムを拡張します。ボリビアは、野良犬の頭数が多いことに加え、狂犬病の蔓延にも苦しんでいるラテンアメリカでは数少ない国の1つです。このプログラムでは、ボリビアのコミュニティリーダー、地域の獣医師、政府関係者と協力して最も効果的かつ人道的な方法を模索します。

動物は、世界の広告の約20%に登場しているにも関わらず、それに見合ったサポートを受けていないことがほとんどです。ライオンズシェアは、持続可能な方法で資金を集めることで、野生生物を保護し動物福祉を守るための緊急かつ重要なアクションを起こす機会をブランドに提供します。 

「動物やペットはさまざまな意味で私たちの生活をより良いものにしてくれます。しかし、世界で2億以上ものペットが飼い主のいない状況に陥っており、そういった動物たちに対してもっとしなければならないことがあるのは明らかです。マースは、ペットがホームレス化している現状を打破するという使命を担っています。そして、その目標を実現しようとするライオンズシェアとHSIの取り組みを支援できることを誇りに思っています。しかし、私たちだけでこれを支援することは不可能です。世界中の広告主に参加してもらうことで、ペットのためのより良い世界と、動物が繁栄できる健全な地球を創出するために、一緒に協力して取り組むことができます」と、マース インコーポレイテッドのペットケア事業部グローバルプレジデントであるポール・ヴァイハラウッホは述べています。

ライオンズシェアは、2018年に創設パートナー、マース インコーポレイテッドが参加して設立され、広告ネットワークであるBBDOおよび大手調査企業であるニールセンと提携しています。 

『エコノミスト』を発行するエコノミスト・グループは、メディア企業が自社の出版物や媒体に掲載される広告に動物の画像が使用された際に、広告主から受け取る収入の0.5%を寄付できるという代替モデルを通じて同基金に参加しました。  

ライオンズシェアは、貧困の撲滅と地球環境の保護のための行動を呼びかける国連の「持続可能な開発目標(SDGs)」に貢献するよう努めます。動物と生息地保護の支援は、目標14「海の豊かさを守ろう」と目標15「陸の豊かさも守ろう」を達成するカギとなります。

ライオンズシェア基金の詳細については、www.thelionssharefund.comをご覧ください。

 

お問い合わせ先

Adam Cathro, UNDP:[email protected]
Nancy Hwa, Humane Society International:[email protected]
Julia Harris, freuds,、マース インコーポレイテッド代理[email protected][email protected]

編集者への注 

ヒューメイン・ソサイエティー・インターナショナル(Humane Society International)のコンパニオンアニマル・プロジェクトについて

犬や猫のホームレスの問題に取り組むHSIグローバルワークのフレームワークは、コミュニティエンゲージメントと獣医師のトレーニングに基づいています。ライオンズシェアによる資金提供を予定しているプログラムは次の通りです。

  • ボリビア:動物病院での不妊・去勢手術:ボリビアは、野良犬の頭数が多いことに加え、狂犬病の蔓延に苦しんでいる、ラテンアメリカでは数少ない国の1つであり、人道的かつ効果的にその頭数を減らすためのプログラムがほとんどありません。HSIは、地域の獣医師や政府関係者と協力して5年近く前に不妊・去勢処置プログラムを確立し、その規模を拡大し、獣医師の奉仕活動を発展させました。HSIプログラムでは今後、都市における狂犬病対策や犬・猫の頭数管理を担当する政府関係者や獣医師に特化したトレーニングプログラムを作成します。
  • モーリシャス:不妊・去勢処置とコミュニティエンゲージメントHSIと政府が連携し、一部の観光地で人道的な野良犬管理プログラムの試験運用を開始する以前には、島全体で野良犬の殺処分が行われ、その数は年間で1万頭に達していました。ライオンズシェアの支援により、このプログラムは2020年に島の全地域に拡大されます。地方自治体と密に連携することで、HSIはコミュニティエンゲージメントに注力し、犬の治療、そして人間と動物の絆の改善を図りながら、島全体で重要な不妊・去勢処置サービスを提供していきます。
  • ブータン:不妊・去勢とコミュニティエンゲージメント2009年より、HSIはブータン政府と協力して長期の犬管理プログラムを推進し、野良犬の70%の不妊・去勢手術を実施しました。この目標の達成に続き、HSIはブータン政府と協力して個人所有のペットに対する獣医療ケアと不妊・去勢手術の実施に取り組みます。ペットの犬の寿命を延ばし、責任あるペットの飼育を促進しながら、国全体での犬の管理目標達成につなげていきます。
  • フィリピンでの予防接種:フィリピンは世界で最も狂犬病の多い国の一つであり、野良犬の個体数が多い国でもあります。HSIはフィリピン政府と協力し、国内で狂犬病の発生率が高い2つの都市で大規模な狂犬病の予防接種プログラムを開始しました。現在までに、20万頭以上の犬に予防接種を行い、さらに5万頭以上に予防接種を実施することを目標としています。ライオンズシェアの支援により、この2つの地域だけでなく、フィリピン国内における狂犬病の発生率の高いすべての地域へとプログラムを拡大し、何十万頭の犬と、そしてその犬たちが居住する地域社会を支援します。 
  • 韓国での養子縁組とトレーニングセンターHSIは養子縁組とトレーニングセンターの普及に向けた取り組みとして、韓国における犬のケア、保護、養子縁組のためのモデルを提供しています。HSIは、他の国々で成功した救助・保護プログラムをモデルにした、望まれない犬がより良い一生を送るための機会の創出や、韓国で健全かつ愛情深い、持続可能なペットケアを行うための機能の構築に注力します。

 

国連開発計画(UNDP)について

UNDPは、危機に耐え、あらゆる人の生活の質を向上させるような成長を促進、維持することができる国づくりを支援するために、社会のすべての階層の人々と連携します。170近くの国・地域の現場で、生活の自立と強靭な国の建設に役立つ世界的な視野と地元に合った洞察を提供します。UNDPの詳細はundp.orgを参照。

ヒューメイン・ソサイエティー・インターナショナル(HSI)について

ヒューメイン・ソサイエティー・インターナショナルとそのパートナー組織は、共に世界最大級の動物保護団体を構成しています。25年以上にわたり、HSIは科学、アドボカシー、教育、実践的プログラムを通じてあらゆる動物の保護に取り組んできました。世界中の動物を助け、虐待に立ち向かう同団体の詳細はhsi.orgをご覧ください。

マース インコーポレイテッドについて 

マースは人とペットのための多様な製品サービスを提供する100年以上の歴史をもつ家族経営の企業です。世界における年間総売上高は約350億米ドルで、世界中で愛されているM&M’S®、スニッカーズ®、Twix®、ミルキーウェイ®、DOVE®チョコレート、ぺディグリー®、ロイヤルカナ®ン、カルカン®/ウィスカス®、EXTRA®、 ORBIT®、5™、 スキットルズ®、UNCLE BEN’S®、マース ドリンクス、COCOAVIA®などのブランドをグローバルで展開しています。マースはまた、BANFIELD Pet Hospitals、Blue Pearl®、VCA®、Pet Partners™を含む獣医療サービスを提供しています。米国バージニア州のマクリーンに本社を構え、80ヵ国以上の国と地域で操業しています。11万5,000人を超えるのアソシエイト(従業員)が、マースの5原則(品質、責任、互恵、効率、自由)を実践することにより、すべてのステークホルダーに向け価値を創造し、日々、誇りに思える成長をもたらしています。 

マースの詳細はwww.mars.com(英語)を参照。FacebookTwitterLinkedInInstagramYouTubeでフォローできます。

FINCHについて

FINCHは映画制作者、アーティストや技術者が作る制作会社であり、ストーリーテリング、エンターテイメント、技術の集約に取り組んでいます。同社の信条は、誇りの持てる仕事を通じて文化に影響を及ぼすことにあります。FINCHはシドニー、メルボルン、オークランドに事務所を持ち、ドキュメンタリー、実録、TVコマーシャル、長編映画、デジタルコンテンツを制作しています。10件以上の特許を持ち、既存のストーリーテリングの限界を打ち破る作品とイノベーションを開発し、ライセンスを供与しています。2011年創業の同社の作品は、カンヌライオンズのゴールド、D&ADのBlack Pencil、複数のYellow Pencilなど、広告業界で最高の賞を多数受賞しています。

FINCHの詳細はfinchcompany.comを参照。FacebookLinkedInInstagramでフォローできます。

CLEMENGER BBDO MELBOURNEについて

CLEMENGER BBDO MELBOURNEは、クリエイティブで最多の受賞歴を誇るオーストラリア最大手の広告代理店の1社です。カンヌライオンズやD&ADでは世界で最も創造性のある代理店に、APAC Effiesでは過去12ヵ月のアジア太平洋地域における最有力代理店にそれぞれ選出されました。BBDOグローバルネットワークの1社で、モットーは「仕事、仕事、仕事」です。詳細はwww.clemengerbbdo.com.auを参照。