森林伐採のないカカオサプライチェーンに向けたマースの進捗とアクションプランを発表
  • マースが2025年までに森林伐採のないグローバルカカオサプライチェーンを実現する野心的な計画を共有
  • マースがカカオサプライヤー、原産国、トレーサビリティにおける進捗を開示
  • マースがアクションプランと進捗が「何世代にもわたるカカオ(Cocoa for Generations)」計画に合致するカカオサプライヤーとのみ協働することを約束
  • 世界のカカオの65%以上が栽培されているコートジボワールとガーナに対するアクションプランの詳細を公開、さらにインドネシア、ブラジル、カメルーン、エクアドルに対するタイムラインも発表

米国シカゴ(2019年3月21日)—カカオユーザーとして最大手の企業であり、100年以上もの歴史を持つチョコレートメーカー、マース リグレーは、森林保護のための新しい取り組みを開始することを発表し、国際森林の日(International Day of Forests)を祝しました。これは、2018年9月に発表されたマースの戦略、2025年までに持続可能なカカオサプライチェーンのトレーサビリティを実現することを目指した何世代にもわたるカカオ(Cocoa for Generations)に続く試みです。

マース リグレーのグローバルカカオ担当副社長であるジョン・アメントは次のように述べています。「何世代にもわたるカカオ(Cocoa for Generations)計画は、人々と地球を守ることを掲げた、マースの持続可能性戦略を具体化したものです。今日の発表によって、これまでの成果を示すことができました。すでに、当社のグローバルサプライチェーンの4分の1を追跡することが可能になっています。マースの調達するカカオについて、森林伐採のないグローバルカカオサプライチェーンの実現という2025年の目標を達成するため、100%のトレーサビリティを確保し、責任あるカカオ(Responsible Cocoa)の要件に合致するサプライチェーンパートナーとのみ協働します。未来の森林を守るための行動を共有できることを誇りに思います。私たちが望む明日の世界は、今日のビジネスへの取り組みから始まるのです。」

世界資源研究所(World Resources Institute)のサイエンス&リサーチ担当であるジャネット・ランガナタン副社長は次のように述べています。「森林伐採のないカカオサプライチェーンに対する、マースの勇気ある大胆なコミットメント、そして透明性のある進捗を賞賛します。この取り組みは、子どもたちの保護、農家の収入の向上、影響の監視における取り組みとともに、大きな変革をもたらす可能性を秘めています。」

2025年までに、責任あるカカオ(Responsible Cocoa)による森林保護およびトレーサブルなサプライチェーンの実現を目指す何世代にもわたるカカオ(Cocoa for Generations)プログラムを立ち上げて以来、すでに世界のカカオサプライチェーンの24%を農家レベルでGPSを用いてマッピングしています。現在、森林保護のための次のような追加のアクションを実行しています。

  • 2025年までに森林伐採のない[1]カカオサプライチェーンを実現する取り組み
  • 2025年までに調達するカカオの100%を農家レベルでGPSを用いてマッピングする取り組み
  • 透明性の約束の一環として、カカオの原産国と現在の第一次サプライヤーの開示、さらに第二次サプライヤーである農家グループと第三次サプライヤーである農家へのトレーサビリティの進捗の開示 
  • コートジボワールとガーナにおける責任あるカカオ(Responsible Cocoa)のトレーサビリティ要件を満たすサプライヤーからのみの直接調達(2019年まで)および間接調達(2022年まで)の実現
  • カカオと森林イニシアチブ(Cocoa and Forests Initiative)に対する貢献の一環として、コートジボワールとガーナのための詳細なアクションプランを策定
  • 2019年にはインドネシア、ブラジル、カメルーンのリスクアセスメントを完了し、2020年に公表
  • エクアドルおよびその他の調達先の国々のリスクアセスメントを2020年までに完了
  • 第三者による進捗状況の監視および検証の実施

現在までに、第一次サプライヤーである直接のサプライヤーを通じて、マースが調達するのカカオの95%に関して、産地にまで遡った調達先の追跡が可能となっています。[i]マースのカカオサプライチェーンの40%近くが第二次サプライヤーである農家グループまで[ii]、サプライチェーンの24%が第三次サプライヤーである農家レベルまで[iii]追跡できます。私たちにはもっと多くのやるべきことがあり、「何世代にもわたるカカオ(Cocoa for Generations)」で示されたマイルストーンを達成する責任を持つことができるカカオサプライヤーとのみ協働することで、進捗をより加速させます。

マースは毎年、何世代にもわたるカカオ(Cocoa for Generations)のコミットメントと目標に対する進捗を報告します。

 

マース インコーポレイテッドについて

マースは人とペットのための多様な製品サービスを提供する100年以上の歴史をもつ家族経営の企業です。世界における年間総売上高は約350億米ドルで、世界中で愛されているM&M’S®、スニッカーズ®、Twix®、ミルキーウェイ®、DOVE®チョコレート、ぺディグリー®、ロイヤルカナ®ン、カルカン®/ウィスカス®、EXTRA®、 ORBIT®、5™、 スキットルズ®、UNCLE BEN’S®、マース ドリンクス、COCOAVIA®などのブランドをグローバルで展開しています。また、マースのアソシエイトは、バンフィールド動物病院(Banfield Pet Hospitals)™、BluePearl®、Linnaeus、AniCura、VCA™、Pet Partners™といったマースの栄養、健康、サービス事業を通じて、世界のペットの半数をケアしています。米国バージニア州のマクリーンに本社を構え、80カ国以上の国と地域で操業しています。11万5,000人以上のアソシエイト(従業員)が、マースの5原則 (品質、責任、互恵、効率、自由)を実践することにより、日々行動を起こし、地球、人々、そしてペットが繁栄できる明日の世界を創造する手助けをしています。 

マースの詳細はwww.mars.com(英語)を参照。FacebookTwitterLinkedInInstagramYouTubeでフォローできます。

 

カカオと森林イニシアチブ(Cocoa and Forest Initiative)について

森林伐採防止を実現するための協働:マースは2018年に設立された世界カカオ財団(World Cocoa Foundation)カカオと森林イニシアチブ(Cocoa and Forest Initiative)に参加調印しています。カカオと森林イニシアチブ(Cocoa and Forest Initiative)は、チョコレートやカカオの大手企業による、カカオ生産国のコートジボワール、ガーナ、コロンビアに対する積極的なコミットメントであり、各国で森林伐採を終わらせ森林地域を回復させるための広範な行動の枠組みに対して署名が行われています。枠組みの中心となるのは、カカオ生産のために森林地帯をこれ以上使用しないことです。企業や政府は、国の森林政策の強化と、影響を受ける農家のための代替収入源の確立によって、国立公園での違法なカカオの生産を排除することを約束しました。


[1]アカウンタビリティ・フレームワーク・イニシアチブによる定義

 


[i]原産国とサプライヤーの数は定期的に変動します。この情報は、市場データ、サプライヤーからの報告、サプライヤーとの契約に基づきます。マースはマスバランスアプローチによってカカオを調達しています。マースが調達するカカオは、責任ある持続可能な原材料の調達を目指すプログラムで農家が生産したカカオと一致します。このプログラムで農家が生産するカカオは、農家から最初の購入地点まで物理的に追跡することが可能です。

[ii]サプライヤーからの報告に基づきます。

[iii]サプライヤーからの報告に基づきます。

Michelle O’Neill