カカオ農家を第一に考えた、何世代にもわたるカカオ (Cocoa for Generations)プログラム

100年以上にわたってカカオを調達しチョコレートの製造を行ってきたマースにとって、カカオは会社の長い歴史の中心に位置づけられるものです。マースはこれまで40年間、持続可能なカカオ生産の実現に向けて多くの人々と協働してきました。カカオは私たちの愛するチョコレート製品に欠かすことのできない原材料であり、後世のチョコレート好きにチョコレートを提供し続けていくために、持続可能なカカオセクターが不可欠であると私たちは認識しています。

これは、人権が尊重され、環境が保護され、あらゆる人、特にカカオ農家に繁栄の機会が与えられるカカオセクターを創出することを意味します。人と地球の両方に利益をもたらす、より包括的かつ現代的で、持続可能なカカオサプライチェーンの構築に向けたマースの取り組みに関する最新情報は、2020年版「何世代にもわたるカカオ(Cocoa for Generations)レポート:カカオの新たな未来を形作る(Reshaping the Future of Cocoa)」をご覧ください Reshaping the Future of Cocoa.

マースの持続可能なカカオ生産の実現への取り組み

カカオセクターが直面している環境的課題、社会的課題への取り組み

現在のカカオサプライチェーンは、サプライチェーン上のすべての人々に繁栄の機会を与えるというマースの野心を満たすものではありません。カカオのサプライチェーンは破綻しており、その修正には現在の介入では不十分です。こういった認識のもと、
Sustainable in a Generation Plan (次世代に向けた持続可能な環境整備プログラム))」で謳われている 「すべての人々に相互利益をもたらす」というマースのコミットメントにより、2018年に「何世代にもわたるカカオ Cocoa for Generations )」戦略を立ち上げ ることになりました。

10年で10億ドルの投資をする「何世代にもわたるカカオ」プログラムは、「今日の責任あるカカオ栽培」と「明日の持続可能なカカオ栽培」の2つの柱で構成

小規模農家の利益を中心に据えた「何世代にもわたるカカオ(Cocoa for Generations)」プログラムは、子供たちを守り、森林を保全し、農家の所得を増加させるための新たなアプローチで、マースの取り組み大きく変え、カカオセクターにパートナーとして参加してもらうことを目指すものであり、同時に、カカオ農家とその家族、地域社会の繁栄を後押しする、明日の持続可能なカカオサプライチェーンへの道筋を開いていきます。

マースだけでは実現できない野心

マースでは、カカオ農家、その家族、地域社会の繁栄に向けた道筋をつけるための新たなアプローチを推進する体制が整っています。「何世代にもわたるカカオ(Cocoa for Generations)」プログラムはマースからの提案ですが、効果的で拡張性があり革新的なソリューションの開発に、マース社外からの参加も願っています。マースでは2つの柱「今日の責任あるカカオ栽培(Responsible Cocoa Today)」と「明日の持続可能なカカオ栽培(Sustainable Cocoa Tomorrow)」への取り組みを通じて、小規模農家の収入増加、児童保護、森林保全の活動を強化すると同時に、将来に向けて現代的で持続可能なカカオ栽培モデルの解明に注力していきます。  

カカオのサプライチェーンでこれを実現するためには、大規模な変革を推進し、ビジョンを共有する人たちやビジョンを支持する人たちと協力すると同時に、私たち自身と外部の協力者が常に挑戦を続けて、道を切り開くための新しいモデルや可能性を探っていかなければなりません。マースは、市民団体、政府、学会、その他の業界関係者の協力を歓迎します。 

マースのグローバルな「人権に関する方針(Human Rights Policy)」「森林伐採に関する方針(Deforestation Policy)」「サプライヤー行動規範(Supplier Code of Conduct)」に基づいて策定された「何世代にもわたるカカオ (Cocoa for Generations)」戦略は、これらの方針をカカオサプライチェーン全体にいかに導入し実施していくかについてのコレクティブアプローチです。  

Cocoa farming community with students learning in a school classroom.

今日の責任あるカカオ栽培(Responsible Cocoa Today)

2025年までに、マースが世界中で扱うカカオの100%を責任ある調達とし、追跡可能にしていきます。これは現在の認証基準や慣行のレベルを超えて、カカオ農家、地域社会、環境を中心に据えた3つの重点分野でのアクションにコミットするものです。実施する内容と方法を変えることで、調達先のすべての農家の現状改善を目指しており、カカオセクター全体でこれらの重点分野を推進するために、業界、政府、市民団体に積極的に働きかけていきます。

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明日の持続可能なカカオ栽培(Sustainable Cocoa Tomorrow)

カカオセクターの近代化を加速する可能性が最も高いと判断したイニシアチブを大規模に展開していきます。マースの野心的な目標は、農家の所得と暮らしを大きく向上させることは可能であることを実証することであり、それによって他の人々に道を示し、共に力を合わせてセクター全体を変革していきたいと思っています。

カカオの研究と科学

より健康で病気に強く、生産性の高いカカオ栽培のためには優れた科学が必要です。現在、カカオ農家は、最適な環境と最良の農法で産出できるカカオの収量のわずか10%しか生産していません。カカオ研究へのさらなる資金提供を促すことで、その研究成果がカカオ農家の生産性向上に役立つとマースは確信しています。

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2020年版 何世代にもわたるカカオ(Cocoa for Generations)レポート

 

マースの持続可能なカカオ生産に関する行動

 

マースでは自社のチョコレートブランドのために1世紀以上にわたってカカオを調達しており、この欠かすことのできない原材料を会社の長い歴史の中心に置いています。これまで40年間、私たちは持続可能なカカオ生産の実現に向けて協働してきました。未来のチョコレート好きにチョコレートを提供していくために、真に持続可能なカカオセクターが不可欠です。マースの野心は、あらゆる人、特にカカオ農家に繁栄の機会が与えられ、人権が尊重される、環境的に持続可能なサプライチェーンを構築することです。

 

マースは、カカオのサプライチェーン全体に永続的な影響を与え、農家、その家族、地域社会に可能性をもたらすような変革を推進する行動に取り組んでいきます。「何世代にもわたるカカオ(Cocoa for Generations)」プログラムと、より広範にわたる環境的なスチュワードシップを通じて実行するチャンスがあると確信しており、その進捗状況をお伝えできることを嬉しく思います。

 

2020年版 何世代にもわたるカカオ (Cocoa for Generations) レポート

持続可能なカカオの生産に向けた取り組みの進捗状況のレポート(PDF)をご覧いただけます。