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グローバルスタンダード
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持続可能なコメの生産における「win-win」の状況
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今日の取り組みが次世代のコメの生産を支える
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皆さんのキッチンにはおそらくコメの入った米びつや米袋があると思います。コメは世界中にふんだんにあり、人気が高い食糧源で、供給が逼迫するようなことはないと思われている確率もまた、高いことでしょう。

残念ながら、それは現実ではありません。コメの需要は2050年までに倍増すると予想されており、コメの栽培は、大規模な工業化が行われておらず、小規模農家が手掛けることの多い非常に面倒なプロセスです。また、耕作が小規模であるため、農家の収入源はコメ栽培のみに限定されることもしばしば見受けられます。コメの作付量を増やすことは現実的でなく、仮に世界のコメ生産を倍増させたとしても、成長過程での水の使用や温室効果ガス(GHG)の排出により、環境に大きな影響を与えるものとなってしまうのです。

世界最大の国際的なコメブランドUncle Ben's®のオーナーであるマース フードは、コメをより持続可能なものにするためのプロセスを牽引したいと考えています。そこで、マース フードは持続可能なコメのグローバルスタンダードである持続可能なコメ プラットフォーム(Sustainable Rice Platform、SRP)の一員となりました。コメのサプライチェーンの誰もがこのスタンダードを利用して、コメ栽培に伴う環境負荷を減らし、コメ農家の生活を向上させることができます。

私たちはSRP基準の構築を支援し、2020年までにコメを100%を持続可能な方法で調達する予定です。インドとパキスタンでは、すでにSRP基準の試験運用を開始しています。マースは、バイエル・クロップサイエンス(Bayer CropScience)と国際稲研究所(Rice Research Institute)との提携で、パキスタンの管理農業プログラムに投資し、現在はこのプログラムをインドの一部に展開しています。鍵となったのは、農家が参画するためのインセンティブを提供することでした。参画した後、農場をより持続可能にする方法についてのトレーニングとサポートを提供することができるのです。これは、関わる誰もが恩恵を受けられるwin-winの例です。

「これまでよりもコメを販売しやすくなったということが、トレーニングで得られた主な恩恵です。」

ートン・チャット(Tong Chat)、カンボジアのコメ農家

世界的なコメ生産の持続可能性を向上させるための取り組みは、サプライチェーンにおける大規模な環境・社会への影響に、より広範に対処する事業活動の一環です。2007年以来、マースの持続可能な原材料の調達戦略は、カカオ、魚、ミント、パーム油、ピーナッツ、コメの6つの原料に焦点を当ててきました。2014年には、牛肉、大豆、紙・パルプ生産に関する取り組みを追加しました。マースが更新した調達戦略によって23の原材料がカバーされ、それは調達総量の60%を占めています。マースにはまだすべきことが多く残されていますが、これまでの主な成果を誇りに思っています。

  • パーム油の84%を既知の工場に遡って追跡することが可能
  • 魚介類の26%を持続可能な供給源から調達し、2020年までに100%持続可能な魚のみを調達する目標を達成する見込み
  • 認定カカオの購入量を総量の36%に引き上げ、2020年までに認定カカオの購入量を100%にする目標に向け推進中
  • 2014年時点で、リサイクル可能な設備が整う場所で、マースのパッケージの82.5%がリサイクル可能なもの、あるいは回収可能なものを実現

この課題を私たちだけで解決することはできません。持続可能な方法でコメを生産することで、次世代がコメを食べ、栽培し、生計を立てられるように、今、協力し合う必要があるのです。

マースについて
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